ぞう組さん、ありがとう会♪
0歳から4歳の子どもたちが、いつも優しく遊んでくれたり、お世話をしてくれたりしていたぞう組さんとのお別れが近くなり、ぞう組さんに内緒で、ありがとうの会を計画しました。
夏にぞう組さんが夏祭りをしてくれて、お店屋さんがあったり、打ち上げ花火を作って見せてくれたりしたので、今度は、自分たちでお店屋さんを作って招待しようということになったようです。
3歳・4歳の子どもたちが相談をしました。
結果、「くじ引き屋さん」「うどん屋さん」「ゲーム屋さん」「アクセサリー屋さん」「マクドナルド」に決まったようです。なかなか相談が進まないチームもあったり、意見が違ったりしたこともある中、少しずつ、進んでいったお店屋さんです。
作り終える頃には、お財布やお金が必要だと気付いた子どもたち。自分たちで折り紙を折って全員のお財布を作ったり、、画用紙を切って、お札や硬貨をたくさん作ったりしました。すると、今度は、お店屋の紹介をしないといけないことに気付きました。そこで、チラシも作って、各クラスや職員室に持っていきました。
いよいよ、ぞう組さんのありがとうの会の日がやってきました。ぞう組さんを招待します。みんなの中心となり進行するのは、4歳児のことり組さんでした。みんなでお礼を言いました。
0歳から2歳の子どもたちは、みんなが大好きなポケモンのダンスを披露して、みんなで踊りました。にこにこ笑顔が広がります
。
続いて、お店の紹介をして、いざ、開店です。
自分で作ったカバンを肩にかけて、お店屋さんを巡りました。本物のような品物に、みんなはビックリです。
楽しかったお店屋さんの後は、ぞう組さんがサプライズで人形劇を披露しようとしていたのですが、時間の関係で延期となりました。
数日後、雨天で遠足が中止となり、やっと、ぞう組さんが手作りの人形劇を披露することになりました。
実は、事前に発表の順番を決める際、なかなか決まらなくて、長い話し合いが繰り広げられていたぞう組さん。みんなで納得がいく決定をして、この日に臨みました。
ドキドキしているぞう組さん。ワクワクしている年下の子どもたち♪
書画カメラに人形や背景を映し出し、人形を動かしたり、台詞を言ったりして、楽しいストーリーが展開されていきました。
子どもたちや先生たちから感想をたくさんもらって、得意気なぞう組さんたち。とっても嬉しそうです。
みんなでお弁当も食べました。おうちの方が作ってくださったお弁当は、どれもどれもかわいくて、おいしそうで、きっと早起きして子どもたちのことを思いながら、作ってくださったのだろうな・・・と、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。
最後に、園長先生が「ロボットカミィくじ引き屋さん』に変身して、みんなにごほうびを渡しました。
ぞう組さんとお別れするのは淋しいけれど、ありがとうの温かい気持ちがいっぱいに溢れた時間を過ごし、きっとみんなの思い出の一つとなったことでしょう。
そして、それぞれのクラスの取組から、一人一人も、そしてクラスも心が大きく育っていることが感じられ、先生たちの心にも嬉しい思い出となりました。
ぞう組さんと過ごすのも、あと11日となりました。ありがとう、ぞう組さん(*^_^*)