防災食教室をしたよ♪

災害食活動に参加しました。栄養士の先生から災害時の食事についてお話を聞きました。

まずは非常時の人数の確認です。

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そして、今回はお皿が無くても自分たちで紙を折って紙コップ型のお皿を作って、給食の配膳に使いました。

先生が紙コップ型のお皿の折り方を教えてくれている間に、他の先生たちは配膳などをします。そこで大活躍だったのは、ぞう組さんの小さな先生たちです。ことり・りんご組さんに「ここをこうするんよ。」「そうそう!できたね!」と優しくリードして教えてくれました。災害時は自分にできることは進んでしながら、みんなで臨機応変に助け合っていきたいですね。

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子どもたちは、容器が違ったり味付けや食事の温度、食事の仕方が違ったりして戸惑う姿も見られましたが、おいしくいただきました。

献立は、「救給五目ごはん」「ツナとコーンのサラダ」「フルーツポンチ」「豚汁」「牛乳」です。

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上手にポウチの底を広げてこぼさないように食べています。

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紙コップ式のお皿にナイロン袋に入ったツナサラダが入っています。

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栄養士の先生がみんなの様子を見てくださいます。

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0歳・1歳児の子どもたちは、保育室で落ち着いて同じ給食を食べました。

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ぞう組の子どもたちは、給食後、栄養士の先生と今日の活動について振り返りをしました。

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「自分たちで作った紙のお皿にのせて食べたら食べやすかったね。」と子ども達。災害の時はあるものを利用していくことが大切ですね。

「ご飯の味がいつもと違っていたよ。でも、美味しくて温かかったね。」「椅子やお盆がなかったね。」「お皿がなかったね。使い捨ての容器だったよ。」「お汁の入れ物がいつもと違う、大きな鍋だったよ。」と気付いたことを発表しました。

「お水を使うことができないから使い捨ての容器だったのかな?」「五目ごはんはなぜねっとりしていたのかな?」ということも考えました。災害時、断水してしまっても食事できるような食材や食器を利用すること、災害食はいろいろな種類があるけど、咀嚼することが難しい赤ちゃんからお年寄りの方までみんなが食べることが出来るようにしていることも知りました。よく見ると、フルーツポンチをボウルではなく段ボール箱に大きなビニール袋をかけた中で混ぜたり、給食では食缶を使っていますが大鍋のまま配膳したり食器の代わりに紙コップやビニール袋などを使用していました。今あるものを活用して工夫していくことで、災害時もご飯を作って食べること、栄養をしっかり摂取することの大切さを学びました。

また、シューズを履いたまま食べたこともどうしてか考えました。非常時は慌ててしまうけれど落ち着いて、怪我がないように気を付けていきたいですね。この機会にお家での避難の仕方や避難場所の確認・災害に備えた準備を家族みんなで考える機会をもってもらえたら・・・と思います。

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