カブトムシの幼虫がやってきた♪

 まぶしいおひさまの下、少しひんやり涼しい木陰に集まったりんご・ことり・ぞう組さん。I先生が優しい笑顔のおじいさんが映っている写真を見せてくれました。実は、卒業生のおじいちゃんで、いつもカブトムシの幼虫をくださったり、シイタケ採りに行かせていただいたりしています。

 実は、一昨日の夕方におじいちゃんのお宅へ、園長先生・I先生・Y先生・I先生・O先生の5人で行き、トトロが出てきそうなのどかで素敵な木のトンネルをくぐると、数えきれないほどの幼虫を発見し、いただきました。(シイタケの原木が役目を終えて栄養満点のカブトムシの幼虫たちの住むマンションに変身となるそうです。

この日は、実際に幼虫さんたちが中身の木を食べてしまった木の皮をみんなに見せると「うわ~すごい!!」と驚いていました。

ここからはみんなの出番です。ぞう組さんから順番に幼虫が何匹いるか数えることにしました。幼虫は手で触らず、軍手をつけて触りました。はじめは、ぞう組さんが幼虫を探して平らな入れ物に移しました。腐葉土の中をもぞもぞ動いたり丸くなったりしている姿に興奮の子ども達。優しく手のひらに載せて移動します。身を乗り出して見て、挑戦してみたいことり・りんご組さん続出。ぞうさんに優しく教えてもらいながら、りんご組さんとことり組さんも無事に数を数えることができました。

すると、こあら組さんも挑戦したいとの声が。みんなで幼虫とふれあいました。

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幼虫の数は何と、合わせて36匹もいたのです。みんな大喜びです。

「重さも計ったらいいんじゃない?」とぞう組の男の子の提案で幼虫たちも体重測定です。10匹で200グラムあると分かると、「いちご12個と同じくらいの重さかもしれんよ。」という声が・・・急遽園の畑から12個の真っ赤なイチゴを収穫して測定すると・・・なんと10匹のカブトムシの重さと同じでした!!これにはみんなもびっくりしました!!同じ重さのイチゴと幼虫さんを並べて見せてくれました。

そして、カブトムシに詳しいI先生が幼虫の見分け方を教えてくれました。おなかに小さなVの模様があるのがオスだそうです。

これからみんなで大切に育てていきます。成虫になるのが楽しみだね。任せてね。