とんどやきをしました♪
12日は,矢田むつみ会の方と一緒にとんどやきをしました。
それまでに子どもたちは、書初めをして準備です。
0~2歳の子どもたちも習字に挑戦です。
3歳・4歳の子どもたちは、今年の干支「うさぎ」と書きました。
5歳の子どもたちは、今年の自分の目標を書きました。
準備もできたので、上着を着て準備万端。テクテク矢田コミュニティまで歩いて行きました。
矢田コミュニティに到着すると,むつみ会の皆様や駐在所長さん・社会福祉協議会の方が待っていてくれました(*^-^*)
むつみ会の会長さまよりとんどやきの謂れをお聞きし,空高く上がっていく書初めに「字が上手になるように」「一年間病気をしないで元気に過ごせますように」とみんなで願いました。みんなが書いた書初めやおうちから持ってきていたお飾り,そして,お兄さん・お姉さんの書初めをやぐらの中にいれました。
小さなお友達は、大きいお兄さんやお姉さんが手伝ってくれたり、むつみ会の方が一緒にしてくださいました。
いよいよ点火です!
書初めやお飾りを入れていたやぐらに火があっという間に燃え移り,パチパチッと音が響きます。時には,竹が割れる「パンッ!」という音もして,怖くて涙が出た人も・・・。それでも側にいるぞう組さんが大丈夫となだめてくれていました。「どんどん燃えろ!どんどん燃えろ!」と,子どもたちの声がコミュニティに響き渡り,まるで空に昇っていく歳神様に聞こえるようでした(*^-^*) ぞう組さんは,発表会の中の火の精のせりふ「GO!GO!ファイヤー!!」の掛け声も元気いっぱいに響かせていました(*^_^*)
「どんどん燃えろ!どんどん燃えろ!」
「あっ!!書初めが空に昇っていってる!!」神様がお願いごとを読んでくれるかなぁ、
「あったかいね。」
ちょっぴり火がこわいね。
最後に,子どもたちにとお菓子と心温まるお手紙をいただきました。
「ありがとうございました。また遊びに来るね。」
本来は,室内でむつみ会の方手作りのぜんざいをいただくのですが,今年は,コロナの感染の心配があるため,中止としてお菓子とぜんざいをいただくことになりました。そして,園に帰ってからは,とんどの煙をいっぱい浴びたミカンを自分でむいて,みんなで一年の健康を祈りながら食べました(*^-^*)
むつみ会の方からのお手紙を先生から読んでもらいました。
このとんどやきは,一年間,病気をすることなく,元気に過ごしたり(無病息災),字が上手になったりすることを祈願するそうです。煙や火の粉は,高く高く空へ舞い上がり,お正月に来ていた神様が天に帰っていかれるという意味もあるようです。
とっても楽しい温かな雰囲気に包まれた一日となりました。子どもたちを見つめるむつみ会の方の温かいまなざしと声かけには,いつも私たち職員も心が温かくなり,子育ての基本だな…と思わされます。地域に見守られている子どもたちが,これからも元気で健やかに,広くたくましい心をもって育っていってくれたらと願います。
次の日には、むつみ会の方に直接、良い体験をさせていただいたお礼を言われていたり、お便りにてお礼を書かれたりしていた保護者の方もおられました。地域と園の子どもたち・そして保護者の方が繋がることが嬉しく感じられた行事となりました。
ご招待くださった矢田むつみ会の方に心よりお礼を申し上げます。