防災食教室&防災食体験をしました♪
ぞう組さんが『防災食教室』を行いました。
教えてくださるのは,ノートルダム清心女子大学のE先生と本園栄養士のT先生です。
本来なら,学生さんも一緒に来てくださる予定だったのが,残念ながら昨日の台風の影響で来られなくなりました。
改めて防災について,また,停電したり避難したりした場合の非常食についても教えてもらいました。
さて,どんな食材が非常食になるのか?今回は,自分の身の回りにある「じゃがりこ」をポテトサラダに変身させました。
カップにお湯を入れてゆっくりかき混ぜてつぶしていくと,なんと!ジャガリコがほんのり甘いポテトサラダになり,ぞう組さんはビックリです。
食べたいけれど,今日はちょっと我慢・・・。そのかわり,E先生がみんなの家族へのお土産に「ジャガリコ」をくださいました。
パッケージには,ポテトサラダの作り方と学生さんからのお手紙が書いてありました。みんなは,もう字が読めるので,一文字一文字ゆっくり読み上げてとても嬉しそうに見ていました。代表で,Sさんが,そのお手紙を読み上げました。
ジャガリコは堅いけれど,少し手を加えることで,小さな子どもも,お年寄りもみんなが食べることができる柔らかいものになります。
自分の周りの人のことも考えられる人になってほしいとE先生は言われました。
さて,給食は,0歳さんから先生たちまでみんな,『防災食』を食べました。
これは災害時に提供できる備蓄食材の賞味期限が近くなってきたこともあり,ローリングストックの意味でもあります。
9月は防災の日があることもあり,給食を「レトルトカレー(救給カレー)・リンゴ・豚汁・ヨーグルト・ビスケット・牛乳」としました。
普段はクラスごとに分けている食缶ですが,今回は非常時を想定し,全員分が大鍋に入っていてみんなでつぎ分けました。
3,4歳さんは,自分でレトルトの封を開けてお椀に自分でカレーを移しました。5歳児さんは,レトルトパックのまま食べることに挑戦です。
もしもの時を想定しての今回の活動。何もないことを祈りますが,どんな時も冷静に子どもたちが安心して園生活ができるようにしていきたいです。