アユの放流をしました♪

今日は,吉井川河川敷での『アユの放流』に参加しました。

なんといっても3年ぶりの行事です。今までコロナ禍で経験できなかったので,楽しさも倍増です。

長靴を履いて準備完了。「行ってきま~す!!」の挨拶をして,目指すは河川敷。

急な坂道につい「怖い・・・」とつぶやく人もいましたが,「大丈夫大丈夫。気をつけて行こう。」の励ましに,頑張ります。

坂の上から河川敷を見ると,のぼりが立っていて,「あそこじゃな。」とみんなで確認です。

河川敷に到着すると,吉井川南部漁業組合の方々が待っていてくださいました。

組合の方からお話を聞きました。

大切に育てられたアユの稚魚。今日は,4万匹を吉井川に放流するそうです。

アユは清流を好むため,きれいな川でどんどん大きくなっていくそうです。だから,私たちも川を大切にし,ごみを捨てたりしないようにと約束しました。

いよいよ放流祭です。

各々がバケツを持ち,水辺に行くと,組合の方々がバケツに稚魚を入れてくださいました。

 

小さかったり,大きかったり,いろいろな大きさの稚魚たち。大きさは違えど,どの稚魚も本当に元気で,ピチピチはねています。

「わぁ!かわいいっ!」「すごいっ!!」と,子どもたちは,目がキラキラ輝いています。

稚魚を触ってみたお友だちは,「ナマズよりヌルヌルしてなかったけど,アユもヌルヌルしとる~」とつぶやきます。

「大きくなぁれ~」「元気でね~」と,声をかけて,一斉に放流しました。

小さなお友だちは,水辺に行くのはちょっぴり怖いので,上から応援です。

そこへ,先生たちや組合の方がバケツに稚魚を入れて,持ってきてくれました。

そ~っとバケツの中を見つめる子どもたち。かわいいね。

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怖くて,そこから離れてしまうお友だちもいたね。

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たくさん放流したあとは,いよいよクライマックスのホースでの放流です。

S君のおじいちゃんが川の中へ入り,大きくて太いホースを持って,ドドドドッ~と,稚魚を放流しました。

その姿を見て,子どもたちは,「かっこい~い!!」と,大絶賛です。

たくさん川の中へ放たれた稚魚たちは,群れを成して.川の中を飛び跳ねながら,移動していきます。

水面がキラキラして,とってもきれいでした。その光景を子どもたちも見入っていました。

ホースを触ると,ホースの中を稚魚たちが流れているのが分かる感触で感動しました。

最後は,いただいたジュースで一休みです。一仕事終えた後の爽快感を感じながら,泳いでいくアユの稚魚たちをずっと見ていた子どもたちでした。

「元気でね~!!」「お大きくなってね~!!」と,みんなでお別れをしました。

園に帰ってからも,「ホースを触ると,赤ちゃんみたいにモニュッてして,中を泳ぐアユがかわいいなと思った。」「流したアユが帰ってきたよ。ぼくたちにありがとうって飛び跳ねてたなぁ。」と感動を伝え合っていました。

子どもたちと同じように,すくすくと元気に大きくなぁれ,アユたち!!

命の神秘さや生命力を感じた一日となりました。すばらしい体験をさせていただき,幸せな子どもたちでした。

吉井川南部漁業組合の皆さま,本当にありがとうございました。

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