佐伯りんご園へ♪(ふるさと探検)

今日は,秋晴れの清々しいお天気の中,佐伯りんご園にりんご組さん・ことり組さん・ぞう組さんがバスに乗って行きました。

昨年度は,感染拡大防止のため中止となっていたりんご園も今年は願いが叶って,子どもたちも先生たちも嬉しくてたまりません♪

山方のほうにどんどん登っていくと,みんなが住んでいる町並みが小さく見えてきました。あんなに大きな吉井川も小さな溝のように見えます。

途中には,タイヤで作ったツルがあり,『タンチョウじゃなぁ!』と,大喜びです。

りんご園が見えてきました。

りんご園に到着すると,スタッフの方が待っていてくださいました。

今年は,とても暑かったので,りんごの生育にも影響があるようで,今までと同じようにたくさんいただくことはできなかったのですが,自分がどうしても気に入ったりんごを一つだけ選ぶことも,貴重な体験となりました。

品種は,「シナノスイート」です。

どのりんごを選ぼうかと,じっと見入って品定めをします。こっちから見ると,とってもきれいでおいしそうなりんごなのに,反対側に回ってみると,もうすでに腐っているものもあり,いろいろな方向から自分の目で見て,選んでいきました。

大きなりんごを選ぼうとする人もいれば,「私は,小さいりんごがほしい。」と小さくてかわいいりんごを選んだ人もいました。

欲しくても,高いところにあり,手が届かなくて困っていたら,年長さんが手伝ったり,先生が抱っこしてくれたり,スタッフの方が脚立を用意してくださって,それに上って取ったりと,様々な方法でりんごを取りました。

クルクルクルッとりんごを回して,上へヒョイッとあげると,簡単にりんごが取れました。中には,自分の顔より大きなりんごを選んだ人もいたのですよ!

友達と大きさを比べたり,二つ重ねて雪だるまのようにしたり,何個も重ねてみたりと,収穫してからも,楽しい時間は続きます(*^_^*)

全員,無事に選べたところで,芝生へ移動。みんなで丸くなって,りんごもちゃんとウエットティッシュで拭いて丸かじりをしました♪

「うっめぇ!!」と,ぞう組のR君。

「こんなに汁が落ちるくらいのりんご初めてじゃわ!」

「スーパーで買ったのよりもおいしいわ♪」

「りんご園,最高!!」

「みんなで食べるとおいしいよなぁ!」と口々に食べながら話す子どもたちです。

 

中には,前歯が抜けていたり,グラグラしたりしていて食べにくそうな年長さんもいました。

でもでも,みんな笑顔です(*^_^*)

あんなに大きなりんごを芯だけ残して完食したぞう組さん,さすがです!!

おなかもいっぱいになって,芝生広場で伸び伸びと遊びました。

 園に帰ってからは,すぐ給食の時間だったのですが,なんと,子どもたちはたくさん給食も食べることができたそうです。

そして,帰ってきてから,ぞう組のK君が,「先生たちは,りんごを食べてなかったね。みんながお昼寝したら,ゆっくり食べてね。」と言ってくれました。

りんご園の方たちが,丹精込めて育てているりんご。じっくり一つだけ選ぶことで,食べ物を粗末にはしないということを考えることができました。

和気町自慢のりんごです!今度は,ぜひご家族で行ってみてはいかがでしょうか?

11月には,二歳児さんが今度は行かせていただきます。その時は品種が違うようです。

楽しみにして待っててね。